ハル様、帰ってきました(^^)
朝、1日ぶりに会ったハル様は激甘えの王者でずーっとずーっとずーっとバカ飼い主の顔をペロペロ舐めてくれた♪
ハル様のちゅーが力強くてとても嬉しかった。
入院する2日前くらいからハル様のちゅーはとってもとっても弱々しかったから。
そしてなにより口臭が消えた!
肺への抗生剤の効果なのか、静脈点滴効果なのか。
乳酸菌を舐めてもらっても臭かった匂いが消えたのだ。
それだけハル様の体は辛かったってことなんだね・・・。
人がいないのをいいことに、30分近くハル様とイチャイチャ。
いい加減行かないと、仕事に遅れる(猫の看護休暇を2時間とってます(^^))と名残惜しいけど、夕方お迎えにくるからねって伝えて扉を閉めて、扉の間から頭を撫でるとハル様激しくゴツンゴツン。
そんなにされると去りがたいじゃないのぉ〜〜〜(;;)
って扉を開けて再び抱きしめ&撫で撫で。
いいいいかん、だから仕事に遅れるって!って扉を閉めるも、またハル様のゴッツンゴッツンで扉を開け・・・以下エンドレス
結局行こうと決心してからドアを出るまで15分くらい経っちゃった(^^;
激甘え

かっこいいお顔して〜♪のリクエストにお答えして、キリリ男前。
いやん、かっこいい〜〜〜〜




「夕方お迎えにくるからね」でこの表情
オレを置いていくのか・・・

ホントに行くのか?
行ってきますね。お留守番よろしくですよ〜

待合室に出たら、前回の通院時に見かけた毛玉ちゃんたちが来てた(^^)
一緒に暮らしているサビ猫の20歳のノラちゃんも一緒。
ノラちゃん、ごはんを食べなくなってしまったとのこと。
聞いていて胸が痛い。ごはんを食べないのは本当に心配だもの。
ダイジョブダイジョブって頭を撫で撫でさせてもらいました。
毛玉ちゃんたちは前回会ったときから2周りくらい大きくなっていて、目の様子も大分良くなっていた。
2ヶ月くらいになったからそろそろ里親募集のポスターを貼ってもらうつもりだと言ってた。
優しい家族に出逢えるといいね。
ノラちゃん、のんびりまったり過ごせるといいね。
夕方、一目散に病院へ。
診察室に呼ばれるとハル様すでにスタンバイ。
すっごくすっごく文句を言ってる(笑)
よくがんばったねって抱っこして撫で撫でして。
オレがんばった。オレがんばった。ってハル様(^m^)
そのままの体勢で主治医の説明を聞く。
肺炎に関してはもう大丈夫だろうとのこと。
再発の可能性も低い。しかし、誤嚥しやすくなっているので注意が必要。
点滴を今日は多めにいれたので、今日は家で皮下輸液をしなくても大丈夫。
明日の朝してあげてくださいとの指示。
血液検査をしてくれていて、結果入院時17700だった白血球が14300に減少していた。
結果はまたあとで載せるけど、主な項目の結果
6/10 6/13
PCV 25%→23%
RBC 535→497
TPP 6.4→7.4
Na 149→145
K 3.2→3.2
Cl 131→126
BUN 170→150
Cre 8.6→6.1
P ?→11.0
体重 3.4→3.25kg
静脈点滴で血が薄まってしまったのでPCVは下がったけど、電解質に変化なし。良かった。
腎数値も大幅に下がってくれて、ハル様は前より楽チンになったと思う。
今後のことについても。
2週間持続性の抗生剤を打っているので、自宅で抗生剤の投与をしなくても大丈夫。
24時間で効果の切れるステロイドを使ったとのこと。(肺炎対策)
見ていると歯の痛みでごはんが食べられないと言うよりは、尿毒で食欲自体が無いのではないかとのこと。
強制給餌をしてくれていたのだけど、その時も歯を気にする様子はあったけど、痛くて痛くてという感じではなかったと。
ごはんを出すと匂いをかぎにはくるんだけど、食べるところまでにはいたらなかったらしい。
腎不全のコは自分でもなにを食べたらいいのか、なにを食べたいのかわからなくなるらしい。
ごはんが食べられないのは歯の痛みではなく、尿毒症からくる食欲不振で、やはり腎不全の末期にはいっているのではないかとの話だった。
BUNも100を軽く越えているし、Creも高い。
Creが5以上で腎不全のステージは4。
もらった表には、ステージ4だとIRIS病気分類腎機能は尿毒症〜末期腎不全、臨床症状等は積極的な治療がないと生命維持が難しい。重度な高窒素血症とあった。
ハル様は腎不全発覚時からCreは5以上だった。4以下にさがったのなんて数えるほど。
主治医はハル様の生命力の強さ、体の強さはすごいと言ってくれた。
普通この数値だったらぐったりしていて歩いたり鳴いたりもできないのに、ハル様は帰るー!と鳴いているし、しゃんと座ってもいるから。
ステロイドについては、スポット的に痛みを止めるのに使ってもいいのではないかとのこと。
ただ、メタカム(非ステロイド系鎮痛剤)と一緒には使えないので、メタカム投与後24時間以上あけないとダメだとのこと。
主治医としてはあまりステロイドを使いたくないような感じだった。
っていうかもうあとは余生をのんびりみたいなニュアンスもあった。
バカ飼い主の見た感じでは、尿毒症で気持ちの悪いも確かにあると思うんだけど、歯の痛みもやっぱりあると思う。
お水を飲んでも口をカシカシさせるし、とてもとても気になるんだと思う。
ただでさえ、気持悪い上に歯まで痛かったら本当になにも食べたくなくなってしまう。
せめて痛みだけでも解消してあげたい。
食べたいって思ったときに、痛みで食べられないなんて絶対嫌だ。
注意深く観察して、ステロイドの件はもう一度話し合ってみよう。
人間でも動物でも「痛み」は著しくQOLを下げる。
「生きる力」を奪ってしまう。
だからペインコントロールはしっかりとしてあげたい。
毎日が楽しくなるように支えてあげたい。
家に帰るまでハル様は車の中でずーーーーっと鳴いていた。
行きは一言もなかったから、その元気さに嬉しくなる。
家に帰って、いつもの窓辺に。
おかえりなさい♪

お家だよ〜

でもなんだか落ち着かないようで、具合悪い?って思ってしまいちょっと心配。
ベランダで。

コロンってしてくれて安心した。

肉球♪

風が爽やかで気持ちよかった。
このあとすぐにママリンの部屋の机の下にもぐってしまったけど。
落ち着いて眠ってくれるかな。
今日は輸液も投薬も、ハル様の嫌なことは全部なしにしよう。
のんびりゆったりくつろいで欲しい。
後でなにか食べられるかな?
食べてくれるといいな。
******************************食事のあと、ハル様の様子を覗きにいったら、同じ場所でじーっとしてた。
眠っているかと思ったらそうじゃなくて香箱組んでじーっとしてる。
ハル様、辛くないといいな。
愛しい愛しいお猫様。
大好きな大好きなお猫様。
一緒にいられるだけでいいんだ。
ずっとずっと一緒にいたいだけなんだ。
ハル様の退院はとっても嬉しいけれど、体のどこかがシンとして冷たい感じがする。
大丈夫。
大丈夫。
そう信じる。